ロシアの作家トルストイの小説。
歳のはなれた官僚の夫と可愛い一人息子、何不自由なく生きているー ように見える美しき人妻アンナだったが
ある日出会った若い男との泥沼不倫によって人生の歯車が狂っていく★ みたいな、ゴージャスでありながら
とんでもなく悲劇的な上流夫人の転落物語です。舞台が帝政ロシアの退廃的ムードたっぷりの時代で、なんとなく破滅の予感、革命前のあだ花っぽいところがツボですね。
このお話し、人気があるらしく、舞台や映画が何度となく作られています。
最近ではキーラ・ナイトレーがアンナを演じていました。ドレスがステキでしたね。
物語の始まりと終わりの場所が駅ー このイラストは始まりの駅のシーンを描いてみました。